「朱蒙」「善徳女王」「階伯」「イ・サン」に続く、韓国MBC 歴史エンターテインメント超大作がついに日本上陸!

解説

Introduction

史実+エンターテインメント!日本でもヒット連発の韓国MBC製作時代劇!

2006年の「朱蒙」、2008年「イ・サン」、2009年の「善徳女王」、2011年の「階伯」など、史実をベースにエンターテイメント性を取り入れて分かりやすく描いた、まさに韓流時代劇の真骨頂ともいうべき作品を多数送り出してきた韓国MBC製作の歴史エンターテインメント、2012年最新作「武神」。13世紀の高麗時代中期、奴隷の身分から最高権力者の座にまで上り詰めた実在の人物、金俊を主人公に、当時の混迷した社会状況と歴史の流れをダイナミックに描いた骨太の本格ストーリーである。

韓国版「グラディエーター」!迫力のアクションシーン!!

総製作費250 億ウォンの壮大なスケールで製作されたこの作品はアクションにも要注目。蒙古との熾烈な戦いでの戦闘シーンもさることながら、ポロに似た馬上球技で、当時実際に武芸の一種として奨励されていた撃毬が、ひとつのストーリー要素として大々的に取り上げられ、勇壮で華麗な試合シーンが再現された。韓国版「グラディエーター」と評される。しっかりした時代考証の上に多彩なアイデアが盛り込まれた、斬新で華やかな映像美が堪能できる。

ドラマファンも納得の脚本!ラブストーリーも充実!!

脚本は、韓国時代劇の金字塔的存在である「龍の涙」や「太祖王建」などを手がけたイ・ファンギョン。史実を忠実に描きながらも、歴史書の行間を埋める巧みなストーリーラインに定評があるだけに、「主君の愛妾と密通した」「奴婢との密通が発覚するのを恐れて夫を無実の罪で告発した」といった実際の歴史書の記述から描かれた、歴史の渦に翻弄された切ないラブストーリーが見もの。ほかに覇権争いに絡む駆け引きなど、人間ドラマの要素が満載で、歴史ファンはもちろん、《韓流》ドラマファンも満足の密度の濃い内容だ。

熾烈な蒙古との戦い、空白の時代13世紀を描く!

舞台は13世紀の高麗時代中期。蒙古軍により国土は蹂躙され、最終的に服属を余儀なくされたものの、世界最強と謳われた蒙古軍を相手に、高麗は民族を挙げての徹底抗戦を繰り広げた。30年近くにわたるこの熾烈な戦いが、緻密なストーリーと壮大な戦闘シーンで見事に再現。これまで韓国時代劇で描かれたことのない空白の時代に初めてスポットが当てられている。この他、ユネスコ世界の記憶に指定されている“八万大蔵経”や、日本の幕府体制に似た特殊な政治体制である武臣政権など、この時代を代表する歴史テーマも余すところなく盛り込まれ、時代劇ファンには外せない作品となっている。

経歴豊富な主演陣、韓国時代劇おなじみのキャストが勢ぞろい!

主人公のキム・ジュン役には、「龍の涙」のイ・ソンゲ役などでおなじみの名優、故キム・ムセンを父親に持ち、ドラマ「プラハの恋人」や映画「春香秘伝」で人気を集めるキム・ジュヒョク。精悍さと柔和さを兼ね備えた主人公の姿を好演した。対するチェ・ソンイ役には、ドラマ「ガラスの靴」や映画「美人図」で知られるキム・ギュリ(キム・ミンソンから改名)で、時代に翻弄されながらも愛を追い求める薄幸のヒロインを演じた。実際に2人は、このドラマの共演をきっかけに熱愛が発覚。交際宣言を発表した。圧倒的な存在感を放ったチェ・ウ役のチョン・ボソク(「ジャイアント」「私の心が聞こえる?」)、同志でありライバルでもある複雑な立ち位置のチェ・ヤンベク役を好演したパク・サンミン(「大王世宗」「ジャイアント」)ら、演技力に定評のある実力派俳優を主演陣に起用。その他、韓流時代劇おなじみの名優が勢ぞろいした。

物語

Story
覇権争い 禁断の恋 悲恋 男たちの誇り 女たちの愛

舞台は13世紀の高麗。王と文臣貴族による朝廷は権力を失い、武力を背景とした武臣が政権の座に就いて約50年。権力闘争に勝利し武臣政権の頂点に立ったチェ・チュンホンは、自らの権力基盤である都房を 率いて国政を牛耳っていた。そんな中、都房の暴政に不満を抱いた僧侶たちが反乱を起こしたのをきっかけに、全国の寺院は大々的な弾圧を受けることになる。赤ん坊の頃に寺に引き取られ、僧侶見習いのムサンとして育てられたキム・ジュンは、チェ・ヤンベクの都房親衛隊に逮捕され、チェ・チュンホンの屋敷から逃亡した奴婢の子であると発覚してしまう。チェ・チュンホンの孫娘ソンイの助言で処刑を免れたキム・ジュンは、撃毬の腕前によって、チェ・チュンホンの長男でソンイの父であるチェ・ウの目にとまり、家臣として取り立てられる。折しも北方で大帝国を築いたモンゴルが高麗を侵略する中、武臣政権を継いだチェ・ウの信任を得て、側近として活躍するキム・ジュン。
やがてキム・ジュンは、世襲の崔氏政権を倒して、武臣政権の頂点に立つ。

TOP